本当に持っている財産だにゃ。それが純資産なんだにゃ。
純資産とは、実質的な財産のことで、「資産 ー 負債」で計算されるんだよ。
だから、貸借対照表の左右の合計額が一緒になるんだよね。
実際に会社やお店で経営していくのに必要な資産になるんだにゃ。
純資産グループの勘定科目は3つだにゃ。
資本金 | [個人事業者の場合]事業を始めるときに仕事の資本として用意したお金と、その後の追加分。個人事業者の元手。 [会社の場合]株主から提供して貰ったお金。 |
繰越利益剰余金 | 会社の当期純利益(収益から費用を引いた儲け)や前期以前の純利益で残っているなど、株主に対して自由に配当できる利益。日常の取引では使わないが、言葉だけ覚えておくとよい。*個人事業者は使わない。 |
利益準備金 | 会社が稼いだ利益のうち、会社法で積立が強制されている利益。自由に配当処分することができない利益。 |
- 資産グループの勘定科目
- 負債グループの勘定科目
- 純資産グループの勘定科目
- 費用グループの勘定科目
- 収益グループの勘定科目
[勘定科目のホームポジション]
グループ | 借方(左) | 貸方(右) |
資産
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増加 ↑ 資産が増えたとき |
減少 ↓ 資産が減ったとき |
負債
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減少 ↓ 負債が減ったとき |
増加 ↑ 負債が増えたとき |
純資産
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減少 ↓ 純資産が減ったとき |
増加 ↑ 純資産が増えたとき |
収益
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減少 ↓ 収益が減ったとき |
増加 ↑ 収益が増えたとき |
費用
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増加 ↑ 費用が増えたとき |
減少 ↓ 費用が減ったとき |